• のし袋にまつわるマナーとタブー

    結婚のお祝いや出産のお祝い等の慶事(けいじ)ごとでも、お見舞いやご香典等の弔事(ちょうじ)ごとでも、どちらの場合でものし袋にお金を包んでお渡しすると思います。
    それぞれ、慶事ごとは祝儀袋、弔事ごとは不祝儀袋とご理解されていらっしゃると思います。
    今回は、その「のし袋(祝儀袋・不祝儀袋)」についての豆知識をご紹介します。

  • 知って得する「冠婚葬祭のしきたり&マナー」(1)noshibukuro

<のし袋豆袋>

  • 知って得する「冠婚葬祭のしきたり&マナー」(1)noshibukuro

    のし袋の ”のし” ってなんだろう?

    のしとは、祝儀袋や熨斗紙などの右上にある飾りのことを指します。
    その語源は、「のしあわび」にあります。「あわびをのす」つまり、鮑を薄く長くはぎ、引き延ばして乾かす事を意味します。
    昔より鮑は貴重な食材で神事のお供え物として用いられました。
    乾燥した鮑は栄養価が高く、保存食として、不老長寿の印と重宝がられ、贈答品の代表的なものでした。
    鮑以外のものが贈答品に用いられるようになっても、鮑は添えられ、それが現在の小さなのしに変化したと考えられます。

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    のしのついていない祝儀袋とは?

    一般的に結婚祝い等の慶事ごとにしか”のし”は使いません。香典返しなどの弔事の場合には、「生臭物(なまぐさもの)を忌み嫌う」という理由から、病気見舞いや災害見舞いの場合には、のしあわびには「引き延ばす」という意味があることから”のし”はつきません。
    また”のし”がつかない不祝儀袋につきましては、本当は、のし袋とは呼びません。本来は、祝儀袋とあわせて「金封」と呼びます。

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    のし袋の真中で結ばれている水引の意味とは?

    水引は、神様にお供えをする際にかける「しめ縄」が変形したものといわれています。
    和紙をこよりにして、水のりを引いて乾かして作ったことから「水のりを引く」略して「水引」と呼ばれるようになりました。
    昔、宮廷への献上物を紅白の麻のひもで結ぶ風習があり、室町時代に麻のひもが現在の和紙の水引に変わっていったようです。
    ただ一概に水引といっても「本数、色、結び方」用途に適したルールが存在します。

よくある のし袋(金封)について Q&A

のし袋(金封)に名前を書く際、何人までなら連名で書いても良いのでしょうか?
一般的に3名までで、4名以上の連名の場合は「○○一同」・・・例えば「ギフトエイド スタッフ一同」とします。
その場合は半紙に全員の名前を書いて中包みに入れます。
名前を書く順番に決まりはありますか?
はい、ございます。目上の人(位の高い人)の名前を金封の中央に書き、順に左へ書いていきます。
ただ最近では、最初の人の名前を中央に書いて連名にすると右側が空いてしまってバランスが悪くなるので、2人の連名だと中央を挟んで2人の連名、3人の連名だと真ん中に来る人を中央に書く事も多くなっています。
代表して持参する人の名前は最後に書きます。
宛名に○○様と入れたいけど、おかしくありませんか?
はい、おかしくございません。贈る相手の名前を書く場合は、「御祝」等の表書きの左上に○○様と書きます。
その際、NO2の質問のような連名にしたい場合は、左の方から目上の方の名前を書き、順に右へ書いていきます。

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