• 結婚内祝いとは?

    結婚祝いをいただいて、内祝いを贈らなければならないが、予算や贈るタイミングなどで悩む人もいるのではないでしょうか。
    この記事では、結婚内祝いを贈るまでの流れやルール、贈りものの予算などを紹介します。内祝いの基本的なマナーを知り、贈る相手に合わせた贈りもの選びに役立ててください。

  • 結婚内祝いとは?贈るタイミングやマナー・予算など解説!



結婚内祝いとは?


結婚内祝いとは、いまでは「結婚祝いでいただいた金品のお返し」を指すことが多いです。しかし、本来の内祝いとは、祝い事があった際、普段からお世話になっている人に、一緒に喜びを分かち合ってもらうために配っていた贈りもののことでした。

                            
結婚内祝いを贈るまでの流れとは?


結婚内祝いを贈るまでには、やることや決めることがいくつかあります。ここでは、結婚内祝いを贈るまでの流れを紹介します。

                                          

1.結婚祝いへのお礼を伝える

結婚祝いをいただいたら、まずはすぐに感謝の気持ちを伝えましょう。お礼を伝えるときは、電話で贈られたものに対する感想を話すとよいです。メールやSNSでの連絡は失礼だと感じる人もいるので、避けてください。

2.贈り先リスト作成

結婚祝いをいただいたら、いつ・誰がくれたのか・おおよその金額をリストにしておきましょう。結婚内祝いは挙式後に贈るため、先にリスト化しておくとスムーズに対応できます。また、自分が贈ったものを記入すると贈り忘れが防げます。



3.結婚祝いの値段調べ・金額決定

結婚祝いでいただいた品物の値段を調べましょう。値段を調べることは失礼だと感じるかもしれませんが、お返しをする品物の目安を決めるために必要なことです。いただいた結婚祝いの値段に応じて、結婚内祝いの金額を決めてください。



4.内祝いギフト選定・お礼状作成


結婚内祝いの品物は、一人ひとりに合わせて喜ばれるものを思い浮かべて選びましょう。品物を選んだら、必ずお礼状を添えて贈ってください。親戚や友人、職場の上司など、贈る相手に合わせてメッセージを書きます。



 



結婚内祝いのマナーやルールとは?

結婚内祝いに関するマナーやルールについて解説するので、しっかりと守って内祝いを贈るようにしましょう。

 


タイミングに関するマナー

 

結婚内祝いを贈るタイミングで悩む人もいるのではないでしょうか?まずは、結婚内祝いのタイミングに関するマナーについて3つ紹介します。



贈るタイミング

結婚内祝いは、結婚式を挙げてから2週間~1ヶ月を目安に贈ることが一般的です。結婚祝いをいただいてから、なるべく早く贈ることが好ましいため、早ければ早いほどよいでしょう。遅くとも1ヶ月以内には贈るようにしてください。


結婚祝いを早めにいただいた場合

入籍後すぐなどの早い段階で結婚祝いをいただいた場合も、結婚式を挙げてから2週間~1ヶ月の間に贈るようにすれば問題ありません。ただし、結婚式をあげる予定が1年以上先など離れている場合は、正式なお礼は遅くなる旨を事前に相手に伝えておくとよいでしょう。


内祝いが遅くなった場合

内祝いを贈るのが遅れていることに気づいた時点で、すぐに内祝いを贈りましょう。お詫びの言葉をお礼状に書き添えて贈ると、なおよいです。贈る際に相手に連絡をし、お詫びとお返しを贈ったことを伝えてください。



選び方

結婚内祝いには、相手のライフスタイルや好みに合わせた品物を選ぶとよいです。定番のタオルやお菓子、グルメセットを選ぶ際には、素材にこだわるとよいでしょう。また、結婚内祝いを選ぶ際は、縁起の悪い言葉や数字、物は避けてください。「壊れる」や「切れる」などを意味するものもタブーとされています。
もし結婚内祝いの品物選びで迷ったら、ギフトエイドを利用すると、贈る相手に合わせたギフト選びができます。ぜひ一度、チェックしてみてください。



渡し方


結婚内祝いは、可能な限り手渡しで感謝の気持ちを伝えることが基本です。電話で事前に相手の都合を確認し、渡す際には袋から品物を出して丁寧に両手で渡しましょう。
遠方にいて手渡しが難しい場合は、郵送で結婚内祝いを贈ります。指定時間便を利用して、相手が受け取りやすい時間を設定しておくとよいです。感謝の気持ちを綴ったメッセージカードも同封しましょう。



熨斗(のし)


結婚内祝いの熨斗の選び方、書き方について説明します。



選び方


熨斗を選ぶときは、「内熨斗」にしましょう。結婚内祝いは自分の喜びをおすそ分けするという意味のため、控えめに感じる内熨斗が適しています。また、デザインは紅白水引、10本結び切りのものを選んでください。

 

書き方


熨斗上には、贈りものの目的を書きます。結婚内祝いの場合は、「寿」か「内祝」と書きましょう。熨斗下には、自分の名前を書きます。名前は「新姓のみ」か「夫婦の連名」を熨斗上の文字よりも少し小さく書くとよいです。書く際は、水引や熨斗に文字が重ならないように気をつけて書いてください。



 




結婚内祝が不要なケースとは?


ここでは、結婚内祝いが不要なケースについて説明します。




引出物を渡している

結婚式で引出物を渡している場合は、結婚式の料理や引出物がお礼代わりになっているため、結婚内祝いを贈る必要はありません。しかし、ご祝儀に対して引出物の金額が不十分であった場合は、内祝いを贈りましょう。





職場の制度や福利厚生でのお祝いをもらった



職場の制度や福利厚生の一環でお祝いをもらった場合も、結婚内祝いは贈る必要がありません。それでも何も贈らないのは気が引ける場合は、新婚旅行などのお土産をお礼に渡すのがよいでしょう。





結婚内祝いの相場とは?



結婚内祝いの相場は、「いただいたものの3分の1~2分の1の金額」が目安になります。ただし、あくまでも目安なので、贈る側と贈られる側の信頼関係のためにも、相場に対する感覚の相違が発生しないようにする必要があります。お祝いに対するお返しの金額は、お互いのバランスがとれるように決めるとよいでしょう。




 

 

こんな場合の内祝いはどうする?パターン別対処策

結婚式を挙げない場合や結婚式に招待していない場合などの対処策を、パターン別で紹介します。



結婚式を挙げない場合

 結婚式を挙げない場合にお祝いをいただいたら、結婚内祝いを贈りましょう。式を挙げないからといって結婚内祝いを贈らないことはマナー違反です。いただいたお祝いの3分の1~2分の1の金額を目安にお返ししましょう。



結婚式に招待していない場合

結婚式に招待していない人からご祝儀やお祝いをいただいた場合も、結婚内祝いを贈りましょう。いただいたお祝いの3分の1~2分の1の金額の品を、1ヶ月以内を目安に贈ってください。




連名でのお祝い

 職場の同僚や友人などから連名でお祝いをいただいた場合は、基本的に個々に結婚内祝いを贈ることがマナーです。連名でいただいた場合の金額の目安は、総額をいただいた人数で割った金額の半額程度になります。 

高額のお祝い

 高額のお祝いをいただいた場合は、半返し(2分の1の金額)が失礼にあたる場合もあるため、3分の1程度に留めましょう。その分、感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。電話や手紙でお礼の言葉を伝えるとよいでしょう。

少額のお祝い品をもらった

小額のお祝いをもらった場合でも、基本的には結婚内祝いを贈ります。少額であっても相場に合わせたギフトを選ぶとよいでしょう。結婚内祝いの代わりに、新婚旅行のお土産を渡すという方法もあります。

 

目下の人からのお祝い

職場の後輩や部下など、結婚祝いをいただいた相手が目下の人の場合は、お祝いと同額程度の結婚内祝いを贈ることがマナーになります。結婚内祝いの相場とは異なる金額になるので、注意しましょう。

 

目上の人からのお祝い

結婚祝いをいただいた相手が職場の上司や先輩など目上に当たる人の場合は、いただいたお祝いの3分の1~2分の1の金額を目安に贈ります。あまり高額なものを贈ってしまうと、「お祝いは不要です」という意味にとられる場合があり失礼にあたるので、気をつけましょう。

 

【番外編】内祝い不要といわれた場

「お返しはいりません」といわれた場合は、基本的に贈る必要はありません。しかし、本心かどうかは見極めが難しいため、慎重に判断すべきでしょう。判断が難しければ、職場などで結婚している人に話を聞いて参考にしたり、新婚旅行のお土産などで感謝を伝えたりする方法もあります。



 


結婚内祝いに添えるお礼状とは?


ここでは、結婚内祝いに添えるお礼状の書き方や贈る相手別の例文を紹介します。



書き方

はがきは略式であるため、結婚内祝いのお礼状には封書を選びましょう。お礼状のメッセージには、次の4つの内容を書きます。 

・お礼
・内祝いを贈ったこと
・近況・抱負
・挨拶
お礼状を書く際には、縁起の悪い言葉・言い回しである「忌み言葉」を使わないように注意しましょう。句読点も縁起が悪いと言われているので、避けてください。


贈る相手別|例文を紹介

お礼状を贈る相手別に、例文を紹介します。ぜひ参考にして、お礼状を書いてみてください。


上司・目上の相手

このたびは 私どもの結婚に過分なお祝いの品を賜り ありがとうございました。
お礼といたしまして ささやかではございますが 心ばかりの品をお贈りいたします。
未熟な私どもではございますが 2人で 温かな家庭を築いていく所存です。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


親戚

このたびは 私たちの結婚に心のこもったお祝いをいただき ありがとうございました。
ささやかですが 内祝いの品を贈らせていただきました。
お近くにいらした際は ぜひ新居にお立ち寄りください。
今度とも何とぞよろしくお願いいたします。



友人・同僚

この前は心のこもった結婚祝いをありがとう!
私たちのためにお祝いを選んでくれたことが伝わり とてもうれしかったです。
ささやかながらお礼の品を贈ります。
これからも夫婦共々どうぞよろしくお願いします。


 まとめ

結婚内祝いを贈る際は、贈るタイミングや金額の目安など、気をつけるべき点がいくつかあります。結婚内祝いを贈るときは、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

結婚内祝いの品物選びで迷っているのであれば、ギフトエイドで探してみませんか?ギフトエイドでは、おしゃれで上質な贈りものを多く掲載しており、3,000円以上は送料無料(沖縄・北海道除く)です。また、30,000円以上の購入で有効期限が24ヶ月もある3,000円のクーポンがもらえたり、まとめ買い割引は最大20%になったりと、うれしい特典も魅力です。

 

ギフトエイドで結婚内祝いを探してみる

ギフトエイドについて