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新築祝いに喜ばれるギフトを贈ろう|相場やNGギフトなどのマナー紹介
新築祝いとは、家族・親しい友人・知人が家を建てたことを祝う気持ちを伝えるための贈り物のことです。この記事では、新築祝いに何を贈ったらいいか迷っている人に向けて、新築祝いのマナー、贈らない方がよい品物、贈ると喜ばれる品物などについて解説します。人気のギフトなども紹介しています、新築祝いを選ぶ際の参考にしてください。
新築祝いとは?

新築祝いとは、家族・親族・親しい友人・知人などが自宅や事務所などを新築した際に、贈る品物やご祝儀のことです。
人生でもっとも高価な買い物をしたことをお祝いする気持ちや、末永い繁栄と家内安全などの願いが込められています。
引っ越し祝いとの違い
新築祝いは、引っ越す先が新築の建物ですが、引っ越し祝いは、引っ越す先が中古の建物となる点が異なります。
のしに記載する表書きが異なりますが、贈る品物・祝儀の相場・贈る時期などのマナーは同じです。
新築マンションへの入居は新築祝いを贈ろう
新築祝いは、戸建てだけではありません。新築マンションへの入居の際も、新築祝いを贈ります。
取引先企業が新築の自社ビル・事務所などに移転・入居した場合、店舗を新築した場合も、新築祝いを贈りましょう。
中古住宅への入居は引越し祝いを贈ろう
中古の一戸建てやマンションへの入居の際は、引っ越し祝いを贈ります。海外転勤なども含め、賃貸から賃貸への引っ越しに際しては、餞別を贈ることが多いです。
贈られた側が、お返しなどの気遣いしなくてよいように、高額過ぎる贈り物をしないなどの配慮が必要となります。
移転した企業には移転祝いを贈ろう
取引先企業や知人がオフィスを移転した際には、移転祝いを贈ります。
オフィスの移転後、1~2週間以内を目安に贈りましょう。
移転祝いには、胡蝶蘭・観葉植物など、オフィスに置けるグリーンを贈ることが多いです。
新築祝いの基本マナー
新築祝いの基本的なマナーについて解説します。
新築祝いの相場
新築祝いの相場は、相手との関係によって異なります。以下で、それぞれの相場を紹介します。
両親・子供
両親・子供など、身内への新築祝いの相場は5万円ほどです。
両親へのお祝いであれば、兄弟姉妹で出し合うのもよいでしょう。
親戚
親戚・従妹などへの新築祝いの相場は、1~3万円ほどです。
親戚・従妹などとの付き合いの深さを考慮して、金額を決めましょう。
兄弟
兄弟・姉妹への新築祝いの相場は、1~5万円です。
新築の家を見てから雰囲気に合わせて贈り物を決める、または欲しい品物を尋ねてみるなど、親しい間柄だからこそできるギフトの贈り方があります。
友人・知人
友人・知人へ贈る新築祝いの相場は、5千~1万円程度で考えましょう。
普段お世話になっている程度や仲の良さによって決めるとよいです。
同僚
上司の場合は5千~1万円、同僚の場合は5千円ほどが新築祝いの相場です。
希望の品などを尋ねて同僚同士でお祝いしたり、好きな品を選べるよう商品券を贈ったりする方法があります。
引越し後1~2か月以内に贈ろう

新築祝いは、通常新居に招待してもらった際に持参します。
遠方で伺えない場合は、引っ越し後1~2か月以内に贈るようにしましょう。
のしの水引は紅白、蝶結びに
のしの水引は、紅白で蝶結びにします。
蝶結びは、何度でも結びなおせるため、何度あっても嬉しいという意味が含まれています。
表書きの上段には「祝御新築」または「御新築祝」と書き、下段には自分の名前を入れます。
自分で記載する際は、毛筆を使い下段の文字を少し小さく書くとよいです。
のしの選び方や記入の仕方がよくわからない場合は、メッセージカード・のし・包装紙・手さげ袋無料サービスを行っているギフトエイドをご利用ください。
新築祝いのお返しは必要か?
新築祝いをいただいたら、お返しをする必要があるのか悩む人は多いです。
新築祝いをいただいた場合は、新居に招待するのが基本です。
遠方に住んでいて、招待するのが難しい人には、内祝いを送りましょう。
内祝いを送る際は、いただいた金額の1/3~1/2ほどの金額で、1~2か月以内に送るとよいです。
新築祝いで贈ってはいけないギフト

新築祝いで贈ってはいけないギフトについて解説します。
『火』を連想させる物
新築の家にとって、火事の原因となる『火』は忌むべき物です。
火を連想させる灰皿・ライター・赤色のギフト・赤い花束は避けましょう。
赤い服を着ての新居訪問も慎むことをおすすめします。
壁などに穴をあける必要がある物
壁などに穴をあける必要がある物を贈ることは避けましょう。
新築したばかりの家の壁などに、傷がつくのを嫌がる人は多いです。
要望があった場合以外は、時計・絵画・壁かけの棚などを贈ることも避けた方がよいです。
置き場所に困る物
置き場所に困るような物は贈らないようにしましょう。
インテリアの邪魔になるような大きなサイズの贈り物や、観葉植物などを贈る場合も、先方の意向を確かめておく必要があります。
インテリアにこだわりのある人は多いです。
現金・商品券は贈ってもよいか?
新築祝いとして、現金・商品券・ギフト券などは贈ってよいとされています。
ただし現金は、新札を用意し、「四(死)」「九(苦)」といった数字を避けるなど、相手に嫌な思いをさせないための配慮が必要です。
上司など目上の人に贈るのは失礼だとされているため注意しましょう。
喜ばれる新築祝いのギフトとは?

新築祝いのギフトとして喜ばれる、おすすめの商品を紹介します。
実用的な『雑貨』
実用的な雑貨は、新築祝いとしてよく贈られます。
雑貨を選ぶ際のポイントは、相手の好みに左右されないキッチングッズやシンプルなデザインの雑貨を探すことです。
自分ではなかなか手が出ない高価なワイングラス・おしゃれなお鍋・フライパン・上質のタオルなどもおすすめです。
雑貨のおすすめは、以下のとおりです。
・ル・クルーゼのココット
・ヘルシースチーム鍋
・上品な箸置き
・手触りのいいフェイスタオル
・サーモグラス
重複してもよい『日用品』
食器用洗剤・洗濯用洗剤・入浴剤など、重複しても困らない日用品も、新築祝いの定番です。
高価な品物を贈られるのは気後れするという人も、消耗品なら喜んで受け取ってくれでしょう。
日用品の魅力はその実用性の高さですが、新築祝いとして贈る際には、普段より少し上質の物を選ぶことをおすすめします。
日用品のおすすめは、以下のとおりです。
・洗濯用洗剤セット
・ハンドクリームやボディーソープなど
・ボディメイク用コスメセット
・食器用洗剤セット
・入浴剤セット
ちょっと贅沢な『家電』
ほしいけれどなかなか手が出ない、ちょっと贅沢な家電を新築祝いでいただくと嬉しいものです。
ただし、相手がすでに購入している可能性も少なくないため、事前に確認しておくことをおすすめします。
コンパクトでシンプルなデザインの物を選ぶと、新居のインテリアを邪魔せず喜ばれることでしょう。
家電のおすすめは、以下のとおりです。
・ルンバなどのお掃除家電
・デジタルフォトフレーム
・ブレンダー
・スチームトースター
・卓上電気鍋
ファミリーで楽しめる『グルメギフト』
ファミリー全員で楽しめるグルメギフトも、新築祝いとして大変喜ばれます。
普段気軽に買えないような高級食材・手軽に食べられる名店の味・アイスクリーム・冷凍スイーツなども検討してみましょう。
相手のご家族の好み・アレルギーの有無などを確認し、できるだけ日持ちする物を選びましょう。グルメギフトのおすすめは、以下のとおりです。
・高級ホテルのスープセット
・料理の腕を上げてくれる調味料セット
・すき焼き肉詰め合わせ
・ドリップコーヒーセット
・ワインセット
引越し後に楽しめる『体験ギフト』
少し変わった物を贈りたいという人は、引っ越し後に家族皆で楽しめる体験型ギフトもおすすめです。
体験ギフトには、自然の中で身体を動かしたり、絶景を目にしながら食事をしたりするなど、種類も豊富です。
以前から興味があった物だけではく、予想外の内容であっても、きっと喜んでもらえます。体験ギフトは、以下のとおりです。
・アウトドア体験
・温泉チケット
・スパチケット
・旅行券
・船上レストラン食事券
選んでもらえる『カタログギフト』
新築祝いとして何を贈ればよいのか難しいという人には、カタログギフトを贈ることをおすすめします。
さまざまなジャンルの贈り物が、豊富に掲載されているため、自分好みの商品を選んでもらえます。
教えて!冠婚葬祭マナー
まとめ
新築祝いは、家族・友人・知人が自宅や事務所を新築した際にお祝いの気持ちを伝えるための贈り物です。
贈るときは、贈り物の相場・水引の種類など新築祝いのマナーを踏まえてギフトを選びましょう。
先方にぴったりのギフトを選ぶのは難しいという人は、さまざまなお祝いにマッチしたアイテムを提案してくれるギフトエイドのお祝いギフトがおすすめです。
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