
設計
CADが開発されたのは、1960年代からであるが、広く様々な業界に浸透して使われ始めたのは約20年前からということができる。
当初の目的は設計作業に伴う膨大な量の図面をかくことの効率化であった。
つまり、製図板をCADの画面に置き換えたというところから始まった。
導入された当初は、手書きに対する慣れなどから、敬遠されたところもあるが、慣れてしまうとCADによる設計の便利さが勝り、少しずつ広まっていくことになる。
キャドによる設計の一番よいところはデータ化できるということになる。
紙の図面はそれぞれの目的物を生産するために使われ、目的物に対する単品生産であった。
この概念をおおきく覆したのがキャドである。
CADのデータ利用
データ化された図面は共有化がしやすく、データのやりとりが容易になった。
また部品なども同じデータ化することにより、よりミスのない誤差の少ない製品が作れるようになった。
このようなことから、現在の設計界では、キャドを抜きにして考えることは難しい。
そして、キャドの技術を持つことが、技術者として当然のスキルといえるような時代となった。
キャドの技術を習得してから専門のを学ぶか、あるいはその逆か、または同時に学んでしまうかを選択しなくてはならない。
これからの技術者はCAD抜きには考えられない。
大学の専門教育でもパソコンが取り入れられることから、技術者の基本スキルとなったということができる。